1993-02-18 第126回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
年金資金は厚生年金の新規預託額予測、こういうものを六十五歳支給開始という場合で見てみますと、一九九〇年には約六兆円だったですね。これが二〇二〇年には一・六兆円しか財投に来ない、こうなっておるわけであります。そうなりますと、財投は重要だ、重要だというふうに言いながら、大きい分野であったいわゆる年金資金というのは財投の中でどんどん減っていくということになるわけであります。
年金資金は厚生年金の新規預託額予測、こういうものを六十五歳支給開始という場合で見てみますと、一九九〇年には約六兆円だったですね。これが二〇二〇年には一・六兆円しか財投に来ない、こうなっておるわけであります。そうなりますと、財投は重要だ、重要だというふうに言いながら、大きい分野であったいわゆる年金資金というのは財投の中でどんどん減っていくということになるわけであります。
現在、来年度どうするかということについては折衝中でございますけれども、年金の新規預託額がどうなるか、あるいは先ほど申しました財源強化事業、資金確保事業の規模、それから財投全般に対するニーズ、そういったこと等も総合的に勘案しながら考えていきたいというふうに思っております。
○水田政府委員 私どもは一応新規預託額と満期償還金の三分の一見合いの財投に対する要求をさせていただいておりますが、まだ予算編成前でございますので、それがおよそどうなるかということについては今申し上げる段階にはない、このように考えております。
○政府委員(水田努君) 今大蔵大臣お答えいただいたとおりに私どもも受けとめておりまして、要求上は満期償還金プラス新規預託金をベースに要求をさしていただいておりますが、現実の問題としまして満期の償還金というのは回っている金でございまして、実際に真水として使えるのは新規預託金ということでございまして、私ども最近新規預託企の八〇%を超えるものをバックさせていただいている、これは今申し上げました自主運用の事業
○水田政府委員 私どもは共済組合の運用のあり方とバランスをとって自主運用の事業を拡大していきたい、こういうふうに思っているわけでございますが、具体的には毎年度毎年度の新規預託金の三分の一について自主運用の要求をしてまいりたい、このように考えておるわけでございます。こういう考えに立ちまして、その成果が具体的にどのようになるのかというのを試算をしてみました。
本年度は総額一兆円の自主運用を行うことといたしておりますが、将来にわたりましては、共済年金並みの積立金総額の三分の一についての運用をできるようにということを目標にいたしまして、昭和六十三年度以降は新規預託対象額の三分の一を確保いたしたい、こういうことで最善の努力をいたしてまいりたい、こう思っております。
○斎藤国務大臣 お答えを申し上げます前に、先ほど御答弁申し上げました中で、六十三年度からの取り組みといたしまして、新規預託額の三分の一と申し上げたかと思うのでございますけれども、新規運用対象額の三分の一、すなわち、それは新規預託額と満期償還に係る財源と両方合わせた中の三分の一を目標に置いて努力をいたしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
○水田政府委員 今申し上げましたように、要求ベースといたしましては、六十二年度の新たな運用対象になります金額が、新規預託分と満期償還金両方を合わせまして九兆になります。
このうち財投の借入金の償還に充てるために出資をすることはいかがか、こういう御質問であろうかと思いますが、いわば還元融資事業といいますのは、厚生年金特会あるいは国民年金特会からの保険料を一たん財投に預けまして、そこから新規預託分の三分の一を引き出してまいりまして、被保険者の直接生活の向上に役立てる各種事業に充てているわけでございまして、そのうちの利子補給あるいは施設整備財源の償還ということで、その還元融資事業
還元融資はその時点の年金資金の増加額の約三分の一ということになっておりますが、国民年金分は御案内のように余り新規の積立金増がございませんので、このほとんどは厚生年金関係の新規預託分の三分の一から資金充当されたというふうにお考えいただきたいと思います。
今までの利率で運用した場合の収支見通しということになりますと、六十一年度で大体五千億程度の黒が見込まれておりますので、したがって大体新規預入のものを新規預託ということでいけば、これからの収支状況の見通しは大丈夫だということでございます。今後ともそういった経営の見通し、あるいは新しい情勢に対応した事業経営というものを心がけてまいりたいと思っております。
したがって、六十年度において少なくとも新規預託金のうち一割程度を自主財源として運用できる道を切り開くべきだと考えますが、大蔵大臣の具体的な対応策をお尋ねしたいのであります。 最後に、いわゆる官民格差を是正するため、本法案で設けられる基礎年金を共済年金にも創設するよう早急に共済年金改正法案を国会に提出すべきことを強調しつつ、私の質問を終わります。(拍手) 〔国務大臣中曽根康弘君登壇、拍手〕
ただ、現実の問題として運用利回りをどういうふうに見るのか、いま先生おっしゃいました七・三%というのは確かに運用部の新規預託の分でございますが、これを平均的な利回りにいたしますと、そこのところが新規の運用分と若干違ってくるという面もございます。
○村山国務大臣 厚生年金の還元融資は、御承知のように、最近では新規預託分のもう四〇%になっているわけでございます。それが年金福祉事業団を通じましてどんどん貸し付けられておりまして、五十四年度では約二〇%増、五十五年度ではやはり六〇%増、非常に伸びております。
これは新規預託額の三分の一を還元融資に充てるという大筋のルールがございますけれども、来年度につきましては保険料の伸びが余り大きくないということ、それから受給者がふえてまいりまして新規預託額が伸び悩んでおりますので、従来三分の一でございましたけれども、来年度につきましては三九%を還元融資に使うという形になっております。
厚生年金及び国民年金の積立金還元融資資金枠については、昭和四十八年度以降当該年度の新規預託増加の見込み額の三分の一相当額とされていますが、昭和五十二年度以降において、現行方式による資金枠では還元融資の資金需要に十分対応し得ない事情が生ずる年度については、財政投融資の原資事情をも勘案しつつ所要の資金枠の拡大を図ることで、大蔵、厚生両省の間で意見の一致を見ておるのでございます。
ただ、特にそのうち、毎年新たに積み立て金として加えられます——新規預託金と私ども言っておりますけれども、それの一定割合は還元融資と言いまして、特に保険料を納めておられます被保険者あるいはその家族の直接の福祉の向上に役立つようにというふうに運用しておりまして、その割合が四十八年度から従来の新規預託金増加見込み額の四分の一から三分の一ということでワクが拡大されました。
それから十年前でございますが、ちょっと三十七年度の数字はございませんが、三十六年度で申し上げさせていただきますと、当時の年金資金等の新規預託総額は千四百四十億円でございまして、先ほど申し上げた分類に従って申し上げますと、住宅が二百十三億円、構成比で一四・八%、生活環境整備が百八十五億円、一二・八%、厚生福祉施設が二百二十二億円、一五・四%、文教が四十四億円、三・一%、中小企業が二百四十八億円、一七・
それは昨年の九月からでございますが、現在まだ預け入れ金利も貸し出し金利もいま申し上げましたように六・二でやっておる、こういうふうになっておるわけですが、先ほども申し上げましたように、最近いろいろ金融引き締めといったような措置もとられますし、郵便貯金の金利も、昨年の引き下げは八月一日からでございますが、八月前の姿に戻るというような措置もすでに講ぜられましたので、こういった事態を踏まえまして新規預託分について
資金運用部資金は、年金積み立て金を含めまして郵便貯金等を統合管理するわけでございますが、その際の預託金利につきましては、ただいま御指摘のように、昨年の金利の実勢に応じまして九月の新規預託の分から、七年ものにつきまして法律上の本則六%、それから附則によります特利〇・五%、合わせまして六・五%としておりましたものを〇・三%引き下げまして六・二%にしたわけであります。
年金積み立て金の管理運用についても、還元融資ワクを従来の新規預託金増加額の四分の一相当額から三分の一相当額に大幅に拡大するとともに、新たに老人のための大規模年金保養基地の設置、被保険者住宅資金貸し付け制度の実施をはかるなどの措置を予定しております。 第二に老人対策の充実であります。
年金積み立て金の管理運用についても、還元融資ワクを従来の新規預託金増加額の四分の一相当額から三分の一相当額に大幅に拡大するとともに、新たに老人のための大規模年金保養基地の設置、被保険者住宅資金貸し付け制度の実施をはかるなどの措置を予定いたしております。 第二に、老人対策の充実であります。
そこで、それと並んで国立病院時潮会計に十三億円、年金福祉事業団には三百七十億円、特別地方債四百十九億円でございますので、合わせて九百三十八億円、これが大体新規預託の還元融資、二五%相当の還元融資の総額に相なるわけでございます。
本委員会は、大月君は御承知だろうと思うのですが、そういうことをやめるということは、中小企業その他に対して相当のショックを与えるので、引き揚げることは適当ではないというて、引き揚げることを押えて、しかし新規預託については慎重に検討しろということで、問題はそのまま推移じて、格別の意見の開陳が本委員会にあったのは本日が初めてだと思うのです。だから、この問題は相当慎重に論議されなければならぬと思う。